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鶴や動物・植物、クリスマスや七夕などイベントごとの折り紙を紹介しています。

折り紙とは?

折り紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

折り紙(おりがみ、折紙とも)とは、紙を折って、何かの形にする遊び、芸術。本項に記す。
折り紙(おりがみ)とは、刀剣の鑑定書。慣用句の折り紙付き(信用あるいは信頼のある物の意)はここから来ている。


折鶴(下は同じ大きさの紙)折り紙(おりがみ、折紙)とは、紙を折って、何かの形にする遊び、芸術。また、紙を折って作った作品。その時に使用される、正方形の専用紙を指すこともある。

概説
古くは千代紙(ちよがみ)と呼ばれる彩色豊かな紙を使用した。この為、折り紙の紙を千代紙という場合もある。また、近年では伝統工芸品としても千代紙が販売されている。

現在の折り紙は、多くの場合、使用する紙は一枚で、はさみや糊などは使用しないが、2枚の紙を使うもの(例: 手裏剣)やはさみで切り込みを入れるものもある。また、複雑な作品や折り目がつきにくい場合などにはヘラを用いることもある。

緻密に、折ったり、折り目の間の空間に折り目の一端を挟み込むなどして、形を作り上げていく。折り続けていくため、折り始める前の紙の大きさに比べ、出来上がった形はかなり小さなものになることもある。

代表的な折り紙には、鶴(折鶴、連鶴)、風船、紙飛行機、手裏剣、兜、奴さんなどがある。ヨーロッパでは、スペイン語でパハリータ、フランス語でココットと呼ばれる折り紙が代表的である。また、洋食のときに折られているナプキンも、広義の折り紙の一種である。

折り紙の種類

不切正方形一枚折り
「ふせつせいほうけいいちまいおり」と読む。折り紙のうち、正方形の紙1枚だけを用い、はさみを使用しない折り紙をこう呼ぶ。


ペガサス原理主義的な折り紙であり、この折り紙を好む人は多いようである。

ユニット折り紙
何枚もの紙を同じ形に折って、それらを組み合わせ、一つの作品を作りあげる折り紙のことをこう呼ぶ。多いものでは1万枚以上もの紙を組み合わせることがある。くすだまが有名。ユニット折り紙作家としては、川村みゆき、布施知子などが有名。

用いる紙
一般的には折り紙専用の正方形の紙を使う。しかし、作品によっては長方形(主に辺の比が1:√2のもの)その他の紙を使う場合もある。新聞紙などを用いる作品(帽子、ミット、紙鉄砲など)もある。紙幣を折り紙の素材とし、人物などの図柄を完成作品のデザインの一部に取り込むような試みさえある。

通常店でもっとも普通に売られている折り紙は15cm角であるが、それ以下・それ以上(5cm角、7.5cm角、24cm角、35cm角等)の折り紙も市販されている。また、稀ではあるが円形の折り紙なども存在する。彩色に関しても両面カラーのもの、グラデーションや水玉など特殊な模様の入ったもの、表面が2等分や4等分に色分けされているものなどがあり、現在1000種以上の折り紙用紙が入手可能といわれている。

複雑な作品を折る場合には、金属箔を利用したホイル紙や、薄い和紙(破れにくい)の裏に金属箔(例えばアルミホイル。形が崩れにくくなる)を裏打ちした自作の用紙が用いられることが多い。

展示用の作品には、見栄えの関係で選定した洋紙や和紙を正方形(あるいは作品に応じた形)に裁断して使うことが多い。厚手の紙を湿らせてから折るウェットフォールディングという技法も使われる。

主な折り方
山折り
谷折り
中割り折り
かぶせ折り
沈め折り
開いた沈め折り(open sink)
閉じた沈め折り(closed sink)


その他
その他にも、特別な折り方がたくさんある。

段折り
花弁折り
蛇腹折り
ミウラ折り
平織り
ぜんまい折り
また、さらに、ある作品のある工程にしかない特別な折り方が多数存在する。それらは、図と文の組み合わせで説明される。


歴史
折り紙の起源は明らかになっていない。中国起源説、日本起源説、スペイン起源説等があるが、いずれも推測の域を出ない。19世紀には、日本とヨーロッパとに独立した折り紙の伝統があったが、日本の開国と共に両者が融合した。

日本の折り紙は大きく2種類に分けることができる。一般に知られている折り鶴などの折り紙は遊戯折り紙と呼ばれ、熨斗などの折り紙は儀礼折り紙(または礼法折り紙)と呼ばれる。


儀礼折り紙
文献で確認できる限り、1680年に井原西鶴が「一昼夜独吟四千句」の中の一句「廬斉が夢の蝶はおりすえ」に詠んだ、雄蝶・雌蝶が最古の記録である。雄蝶・雌蝶は銚子の口に付けるもので、銚子の包みが様式化したものである。また、今日見られる熨斗も、熨斗鮑の包みが様式化したもので、儀礼折り紙の一例である。

儀礼折り紙は武家の礼法に含まれるもので、1764年に伊勢貞丈が著した『包之記』に「右の折形どもは、京都将軍の御代に用いられし折形也」という記述があるから、足利義満の時代、小笠原氏・伊勢氏・今川氏を中心に整えられたと考えられる。


遊戯折り紙
井原西鶴の『好色一代男』(1682年)に

或時はおり居をあそばし、比翼の鳥のかたちは是ぞと、給はりける。花つくりて、梢にとりつけ、連理は是、我にとらすると、よろづにつけて此事をのみ忘れず
とあるのが、最も古い記録である。

1797年に出版された『秘傳千羽鶴折形』は、明らかに大人向けに書かれており、当時から子供だけでなく大人にも折り紙を楽しむ人がいたことが分かる。これが現存する世界最古の折り紙の文献とされている。

現存する折り紙でもっとも古いものとしては、森脇家旧蔵の作品群がある。これには儀礼折り紙と遊戯折り紙の両方が含まれているが、遊戯折り紙については、19世紀前半に折られたものと推定されている。


ヨーロッパの折り紙
ドイツのゲルマン国立博物館およびザクセンフォークアート美術館に、19世紀前半に折られたものと推定されている作品群が所蔵されている。

ヨーロッパの折り紙は、フリードリヒ・フレーベルの幼児教育法に取り入れられ、日本の開国にともない日本に伝わった。

ヨーロッパの伝承作品として代表的なものに、パハリータ(ココット)、帆掛船(だまし船)、風船、紙飛行機(ダーツ)などが挙げられる。


近代・現代の折り紙
1950年代には、日本の吉澤章、高濱利恵、イギリスのロバート・ハービン、アメリカのリリアン・オッペンハイマー、サミュエル・ランドレットらを中心とする国際的な折り紙サークルが形成され、折り紙が世界的に普及した。

1983年に発売となった、『ビバ!おりがみ』(前川淳・笠原邦彦 著、ISBN 4387891165)、および1989年に発売となった『Folding the Universe』(ピーター・エンゲル著)が皮切りとなり、近年複雑な作品も作られるようになった。前川淳によって創始された「折り紙設計」の技法は特に大きな影響を与えており、これにより初めて複雑な作品を合理的にデザインできるようになった。

現在日本国内では日本折紙協会・日本折紙学会の両団体が存在する他、アメリカ・イギリスなど各国にも折り紙団体が結成されており、愛好者間の交流を深めている。インターネットの普及などにもよって情報伝達の速度はいっそう上昇し、以前では考えられなかった速度で技術開発が進められるようになっている。



 【DS】見ながら折れるDSおりがみ
折り紙アニメーション

自分の折りたい折り紙をメニューから選び、折り方アニメを見ながら、実際に折り紙を折ることができます。